シャンク!! ザ・レイトストーリー VOL.1 秋田禎信 / 角川スニーカー文庫

今月のスニーカー2冊目。と言っても今月は2冊しか買ってないんだけど。秋田禎信の新シリーズです。
主人公は魔法使いを相手にする秘儀盗賊『シャンク』。この世界の魔法使いは皆、不老不死を求めあくどい実験を繰り返しているため、その存在は厳しく取り締まられ、それを追う秘儀盗賊もまた同様に取り締まられている。そんな中、ある日シャンクと相棒の黒猫魔法使い『ブリアン』は、とある魔法使いを追い詰めるのだが...。
なんじゃこりゃ。これが読んだ正直な感想。なんかヒロインの名前が『どむーん』な時点で真面目に書く気ないだろ、とか思ってしまったわけですが、ちょっとドタバタし過ぎな印象を受けました。っていうかなんだよ『どむーん』て。
まぁなんかしっくり来なかったのは、どむーんの口調がメチャクチャで読んでて疲れたから、ってのが一番大きな理由だと思うのですが、その辺を差し引いても微妙。オーフェンの本編と無謀編を足して2で割ったようなノリだからなぁ。いや、若干無謀編よりか。ツボにはまるエピソードなら面白いんだろうけど、今回は残念ながら自分にヒットするネタはありませんでした。
それでもシャンクとブリアンが抱えている秘密は面白そうなんで、今後の展開次第では期待できるかも。つーか、どむーんいらね。