冷たい密室と博士たち 森博嗣 / 講談社NOVELS

今日も一冊読了。今回はほとんどトリックも判らないまま読み終わってしまいました。
読んでてふと思ったんだけど、ミステリーってどういう楽しみ方が普通なのだろう。やはり犯人やトリックを考えて当てるってのが一般的なのかね。自分はあまりそういう部分には惹かれないんだよな。もちろん、凝ったトリックは読んでて楽しいんだけど、それを自分で暴こうと言う気がまったくない。だから、読みながらトリックなんかを考えることはあっても、クライマックス前に前半部を読み直したりして、きっちりと推理する事は皆無。そんなことしなくても、充分楽しいんだからそれでいいじゃん、って感じかな。これって邪道?
この本も昨日の『すべてがFになる』と同様面白いんだけど、一つだけ問題が。自分は基本的には学校までの往復の電車内だけでしか本を読みません。けど、この手のNOVELSはそれだけの時間が読みきれないんですよ。かと言って、『続きはまた明日』なんて出来るわけもない。
仕方ないんで家で読むんだけど、おかげで寝る時間が...。あー眠い。おやすみなさい。