魔法の国ザンス1 カメレオンの呪文 ピアズ・アンソニイ / ハヤカワ文庫

ここ何日かかかってようやく読了。面白かった。舞台となるザンスという世界は、誰もが必ず一つ魔法を使える国。この国では25歳になるまでになんらかの魔法が使えないと、国から追放されてしまいます。主人公のビンクは25歳の誕生日を控えて未だ魔法を使えず、追放の危機。そこで自分の魔法を探す旅に出る..といった内容。
テンポが良くて読みやすいし、話も良く練られてて飽きません。前にも書いたけど、翻訳が凄く上手なのも面白さに一役買ってると思います。自分の翻訳物に対するトラウマの元となった某エルリ...ゴホゴホ...とはえらい違いだ。
そういや、昔ドラマガで連載してた『でたとこプリンセス』の設定がほぼザンスと一緒。ザンスの方が圧倒的に面白いけど。当たり前か。