いろいろ入手

今日は先日買いそびれた本を手に入れるために本屋巡り。なんとか『ネコソギラジカル』は入手したものの、佐藤ケイの新刊はどこにも売ってませんでした。人気があるのか入荷数が少ないのか、はたまたその両方なのかは不明ですが、ネコソギよりも手に入り辛いとは思わなかった。不思議だ...。
帰宅後は昨日に引き続いて『ToHeart2』をプレイ。現在3人終了。嫌いなキャラも何人かいますが、そこは既にクリアしたので、残りはもっと楽しめそうです。休みのうちに、後2人くらいはクリアしたいところですが...どこまでいけることやら。

半分の月がのぼる空 4

• Title : 半分の月がのぼる空 4 grabbing at the half-moon
• Author : 橋本紡 / Illust : 山本ケイジ
• ISBN:4840229368 / 電撃文庫

『半月』の新刊。前巻が凄い終わり方をしていたので、続きがどうなるのかとても気になっていた一冊です。
前巻で心臓の手術を受けた里香。しかし手術自体は成功するが、全快とはいかず。裕一は里香に合いに行こうとするものの、里香の主治医から「もう会うな」と止められて...みたいなお話。
面白かったです。今回は里香の主治医である、夏目の過去がメイン。どこか陰のあるキャラだったので、過去になんかあったんだろうなぁとは思っていましたが...こう言う事でしたか。里香の事で裕一にやたらと突っかかる理由が良く分かりました。こんな過去を背負っていたら、そりゃあ突っかかりたくもなる。
里香と裕一の話がほとんど無かったのは少し残念でしたが、夏目の過去も知りたかったのでこれはこれで良かったです。特にラストにある夏目と看護婦の亜希子さんの会話が、ズッシリと来ました。重いなぁ...。
しかし、どんどんと事態が最悪の方向へと動いていくのが読んでいて少々辛いです。面白かったんだけど、辛い。特に里香が素直すぎるのが...なんとも言えず辛い。どう足掻いても、結末は変わらないんだろうか...。話が台無しになってもいいから、幸せな結末が読みたいと思うのは自分だけでしょうか。次の巻は再び里香と裕一の話だそうですが...どうなるんだろうなぁ。とにかく、期待して待ってます。