無事入手

電撃文庫のフルカラー目録、無事にゲット。一通り目を通してみました。目録に有名どころの作品紹介がついた、といった感じでしょうか。とても豪勢な目録でした。
現在でも入手可能な作品が表紙絵付きで一覧になっていたので、暇人だとは思いつつも、これまで読んだことある本を数えてみました。結果、277冊。電撃文庫全体の作品数が約1000なので、大体1/4ぐらい。絶版になっている作品でも何冊かは読んだ事があるので、あんまり正確じゃないけど...こんなもんか。多いような気もするし、少ないような気もする。1冊600円で換算すると、約17万円。金額だけ見ると結構な額だけど、これまで読んできた年月を考えると...安上がりな趣味だなぁと改めて実感しました。
大して金を使わずに楽しめる。経済的だ。

空ノ鐘の響く惑星で 4

『空ノ鐘』新刊。
国を敵国に売ろうとする第二王子・レージクと、遂に衝突する事となった第四王子・フェリオ。フェリオは王宮へと兵を向け、レージクとクラウスが迎え撃つ。内乱の行方は...。
こんな感じ。この巻で内乱は一区切りのようです。行ったり来たりの戦の行方に、ハラハラしながらも読了。今回も文章の安定感は抜群。安心して読めました。かなり面白かったです。
内容的には、内乱のシーンがメインとなって話が進んで行きます。戦の駆け引きやら戦略やら色々あったのですが、個人的に一番良かったと思ったのは、ラストのクラウスとフェリオのシーン。判りやすく熱くて最高。フェリオがどんどん良いキャラになっていってますな。全編通して、フェリオのカリスマ性と言うか、人を惹きつける才が滲み出てる。だんだんと大物になっていく過程を見るのは、読んでいて非常に楽しかったです。
前巻でヒロイン張ってたウルクは、今回はお休み。その代わりにもう一人のヒロイン、リセリナが大活躍。...やっぱりウルクと二人して出る事はないんですかね。しかし戦闘のシーンぐらいしか出番がなくて、あんまり目立ってなかった気がします。せっかくウルクがいなかったんだから、もっと積極的にいって欲しかったかもしれません。
一区切りついたところで、ラストには新たな騒動が。と言うか、これからがメインなんじゃなかろうか。フェリオがどこまで成長していくのか、とても楽しみです。次も期待。