麒麟は一途に恋をする 3

麒麟は一途に恋をする』の3巻。電撃hp連載分3本+書き下ろし1本です。半年に1冊のペースをキッカリと守ってますな。
『月花』のキャラが本格的に登場してきたり、主人公とヒロインの仲が少し改善されたりと、ストーリーは進んだ感じがしましたが、やった事は敵が出てきて追っ払って終わりと言う、いつも通りの流れ。連載分よりも書き下ろし分の方が面白い事までいつも通り。ある意味、とても安心して読めました。
しかし、ここまで『月花』のキャラが顔を出してくると、どんどん『月花』の続編と言う印象が強くなってきますな。直純と由花は言うに及ばず、さらには麟まで話に絡んでくるし...。まぁそれで詰まらなくなるわけじゃないから別に良いんですが。
次はまた半年後ですかね。あとがきを読む限りじゃ大きく話が動きそうなんで、それなりに楽しみです。