THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!! 2015

アイドルマスター10周年。
記念すべき年に、西武プリンスドームと言う、アイマスにとって特別な意味があるドームで行われた10周年記念ライブ。7/18、7/19の2日間共に参加してきました。

感想

アイマスシンデレラガールズからのファンなのでまだまだ日の浅い自分ですが、それでもこの2日間のライブを表すなら、「最高」の一言に尽きます。毎年毎月、沢山のライブに通うようになって数年経ちましたが、これほど印象深いライブは数えるぐらいしかありません。
765メンバーが10年間を凝縮した初日。初日はサポートだったシンデレラガールズとミリオンスターズが、フロントに立って見せてくれた2日目。とにかく、どこを切り取っても圧巻圧倒興奮感動。常に感情を揺さぶり続けられるような内容でした。

細かい感想はありすぎて書ききれません。なので各日少しずつ印象に残った場面を書いてみようと思います。初日は沼倉愛美の『Rebellion』を初体験。サイリウムが一瞬で青から赤に変わった瞬間は、何が起こったのか分からないぐらい驚きました。終盤の『笑って!』からのバラード連打、そしてとどめの『細氷』。長年キャラクタと寄り添って作品の先頭に立ち続けている中村繪里子今井麻美の2人には、何度圧倒された事か分かりません。
2日目は『READY!!』『お願い! シンデレラ』『Thank You!』と765、シンデレラ、ミリオンがそれぞれ代表曲を披露した後、センターステージに全員が集まって始まった『THE IDOLM@STER 2nd-mix』。センターステージからサブステージにメンバーが流れていく中、真ん中に残った中村繪里子大橋彩香山崎はるかの3人を見た瞬間、膝から崩れ落ちそうになりました。765のセンターにシンデレラとミリオンのセンターが並んで歌う様は、長らくシンデレラガールズを遊んでいる身としては、ぐっとくるものがありました。中盤のメドレーでは畳み掛けるような選曲に何度か死にかけて。そして終盤にはシンデレラの『Star!!』、ミリオン新曲の『Dreaming!』と続いた後に来る『M@STERPIECE』。この曲順だけでも泣けるのに、途中で感極まってしゃがみこんだ中村繪里子を、両隣で歌っていた山崎はるか大橋彩香が支える場面もあって、涙腺は緩みっぱなしでした。

また、ライブの感想からは逸れますが、両日を通して見て、自分がライブを好きになった時の事を思い出しました。自分が見たいものはこれだよと。ステージに立ちたいと思っていても本当に立てる人は僅かで、その僅かな人たちが、表からは見えないであろう積み重ねてきた苦労と努力。それらが実って、これでもかと、ここまで来たんだぞと、全力で、全身で見せてくれるパフォーマンス、これが見たいのだと。歌声だけでは収まりきらず、表情や立ち居振る舞いからにじみ出て、存在そのものが光り輝くような瞬間。本来なら出演者本人や作品に携わった関係者しか味わえないであろう瞬間に、少しでも関わって共有したい。一緒に奮えたい。そんな気持ちでライブを好きになった事を思い出しました。
ただ歌が聞きたいだけで、数々のライブに通っている訳では無かったなと、初心に帰った気分です。そしてこんな光景を見させてくれるなら、いくらでも応援するよと思った2日間でした。