正捕手の篠原さん 3

野球部を題材とした、1話2ページの超短編小説。シリーズ3冊目にして最終巻。

甲子園に向けた県予選と文化祭。二つの大きなイベントを柱に話が進むのですが...面白いのに、これで終わりなのか!! と言う気持ちで一杯になりました。ラストがこれといってまとまらずに終わってしまったのが凄く残念。結局試合の行方は? とか、篠原さんを巡る恋は? とか、気になる事が一杯あるのに...。
読者のの想像に任せるタイプの終わらせ方は、形としては嫌いじゃないんですが、この作品に関しては、もっと読みたかったと言う気持ちの方が強かったです。真琴と深見さんは結局どうしたんだろうなぁ。気になる。
なにはともあれ、これにて完結。ラストは物足りなかったけど面白かった事も確かなので、次回作に期待したいです。