A FES 2012

昨年の開催が地震で中止になり、今年が初となるアニソンフェスイベント・A-FESに行ってきました。会場は幕張メッセ。13時から21時までの公演。出演は、GRANRODEO, 妖精帝國, nano.RIPE, OLDCODEX, 黒崎真音, angela, ALI PROJECT, JAM Project
最高に楽しかったです。まさか、こんなに楽しいイベントになるとは...始まる前は全く想像せず。8時間と言う長丁場だったのに、時間の経過が本当に早く感じられるぐらい。行って良かった...!!

以下、感想 & セットリストです。

感想

まさにフェス! お祭り! と言った雰囲気のライブでした。素晴らしかったです。
幕張メッセの9〜11ホールを繋げて作られた会場はとにかく広いのですが、実際のライブ会場はその半分ぐらいの大きさ。会場後方には飲食店の出店が並び、会場の後ろ半分以上のスペースがフードコート。買ったものを好きに食べながら休憩出来ます。しかもこのスペース、普通にライブが楽しめる。音が凄く大きくて後ろまで十分届くし、ステージ左右に大きなスクリーンがあるので遠目でもそこそこ見える。騒ぐのはNGだけど、ノンビリマッタリ食べたり飲んだりしながら音楽を観賞出来る、と言う緩さが良かったです。聞きたいアーティストの時は客席で思い切り楽しみ、疲れたら下がって休みながら、音楽に耳を傾ける。良いなぁこう言う雰囲気。ランティス祭りに行った事のある人なら分かるかも。あれと同じノリでした。
各アーティストの持ち時間も、他のアニソン系イベントと比較すると圧倒的に長かったです。お陰で、それぞれのアーティストのソロライブを見ているかのような気分になれて良かったです。2〜3曲ぐらいじゃすぐ終わって物足りなく感じる事が多いので、このぐらいガッツリと聞けると良いですね。しかもフェスだから、どのアーティストも盛り上がる曲しか持ってこないと言う、脅威のセットリスト。これで盛り上がらない方がおかしい。
最初は「8時間とか長いな...」なんて思っていたのですが、本当にあっという間に時間が過ぎ去っていく事に驚愕。ライブで身体を動かすから腕時計を外していた事もあってか、全く時間を意識しなかったです。楽しい時間は過ぎるのが早いと言いますが、ホントですね。


終わってから、1回目のアニサマを思い出しました。前評判はあまり盛り上がっていなかったのに、終わってみれば大成功のイベントだった...と言う雰囲気がソックリ。このイベントも、毎年続かないかなぁ。あれば是非とも来年も参加したいです。
参加された方々、お疲れ様でした!!


以下、アーティスト毎の感想です。出演順。自分では埋めきれなかったセットリストの一部は、ネットで探したものを使わせてもらっています。ありがとうございました。

GRANRODEO
  1. SEED BLASTER
  2. カナリヤ
  3. SUPERNOVA
  4. Can Do
  5. Beat it, Love!
  6. ROSE HIP‐BULLET
  7. modern strange cowboy

トップバッターはGRANRODEO。久しぶりに見ましたが、相変わらずの楽しさで1組目として大いに盛り上げてくれました。周りにもGRファンが多くいて、そこかしこで大盛り上がり。自分も、『ROSE HIP‐BULLET』『modern strange cowboy』の連続で、腕と首に多大な疲労が初っ端から積もらせてしまった。

妖精帝國
  1. Asgard
  2. The Creator
  3. last moment
  4. 空想メソロギヰ
  5. Patriot Anthem

ゆい様ーーーー!!!!
これでも一応臣民の末席を汚す身。楽しみにしていたアーティストの1つでした。ゆい様ーーーー!!!!
時々噛むMC、自分で「諸君らが大好きな、痛いMCが聞けるぞ」と言い切ってしまう懐の大きさ、そして相変わらず美麗なゆい様。物凄いテンションで楽しんできました。首へのダメージが更に積もる。セットリストも新旧代表曲集合みたいな作りで大満足。ゆい様ーーーー!!!!

そしてここまで1曲もバラードが無かったので、今日は気合入れてかからないと身体が持たないと言う事を心に刻みました。

nano.RIPE
  1. 面影ワープ
  2. ノクチルカ
  3. 絵空事
  4. ハナノイロ

前2組で体力を相当に消耗したので、後ろでノンビリと観賞。ライブで聞くのは初めてでしたが、熱いプレイで凄かったです。声から受ける印象とは、全然違ってビックリしました。知っている曲は『ハナノイロ』ぐらいしかなかったけれど、どの曲もとても良かった。またライブで聞きたい。

OLDCODEX
  1. fool K
  2. #4
  3. Cold hands
  4. kick out
  5. Harsh Wind
  6. flag on the hill
  7. Sick of it

R・O・Nがメンバーにいると言う事で、楽しみにしていたアーティストの1つ。凄く良かったです。残念ながら知っている曲は演奏されなかったのですが、それは些細な事。込み上げてくる興奮をそのままに、ひたすら音に乗る感覚がとても楽しかったです。直前の休憩で回復した体力が、どんどん吸い取られていく感じ。それでも盛り上がるのが楽しくて楽しくて止められない。そんなプレイでした。ライブハウスで聞くと、もっと凄いんだろうなー。アルバム1枚しか持っていないんだけど、もう少し揃えよう。
また、ビックリした事が1つ。メンバーにペインターがいるのですが...ペインター? ライブだよな? 何するの? ...メッチャ絵描いてるーーー!! と言う驚きが面白かったです。ステージにキャンバスが用意され、1人が延々とペンキで絵を描き続けると言うパフォーマンス。描いては他のペンキで塗りつぶし、描いては塗りつぶし...を、最初から最後までずっと。一体何が描かれるのか気になって、そっちの方ばかり見てしまった。

黒崎真音
  1. VANISHING POINT
  2. Magic∞world
  3. SCARS
  4. 君と太陽が死んだ日
  5. モリーズ・ラスト

なけなしの体力をOLDCODEXで吐き出してしまったので、後ろでノンビリ。鉄板のセットリストでとても盛り上がってたけど、それを傍目にご飯食べてた。佐世保バーガー美味しかったです。

angela
  1. 蒼穹
  2. メドレー
    • Spiral
    • Beautiful Fighter
    • YOU GET TO BURNING
    • THE LIGHTS OF HEROES
    • FORTUNES
    • Separation
    • 蒼い春
    • gravitation
    • 綺麗な夜空
  3. Shangri-La

まさかのメドレー!! ソロライブで見せてくれたものよりは若干短めでしたが、盛り上がる曲しかないメドレーは圧巻。来るとは思っていなかった『YOU GET BURNING』があったりと、驚かされる部分もあって満足です。歌の上手さと盛り上げの上手さを堪能しつつ、再びチャージしたばかりの体力をゴリゴリと消費。また、KATSUの「ジークジオン!!」は本家のBGM有りの豪華版でした。凝るべき所はそこなのか...?

茅原実里
  1. Dream Wonder Formation
  2. HYPER NEW WORLD
  3. TERMINATED
  4. Paradise Lost
  5. Celestial Diva
  6. Freedom Dreamer

バンドメンバーが微妙に変わっていてビックリ。あれ、志保さんがいるぞ????
それはさておき、何このセトリ。最初から最後まで、身体を止める所が無い勢い。特に『TERMINATED』『Paradise Lost』の流れが酷い。締めも『Freedom Dreamer』とか...!! 何度聞いても、『Paradise Lost』は良い曲ですね。楽し過ぎた。

ALI PROJECT
  1. 凶夢伝染
  2. 夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。
  3. 人生美味礼讃
  4. 跪いて足をお嘗め
  5. ピアニィ・ピンク
  6. 未來のイヴ
  7. 裸々イヴ新世紀

後で知り合いから聞いた話では、曲を知っている人からするとあり得ないレベルのレアセトリだったらしいのですが、ごめんなさい知っている曲が無いんです...。つけ麺タイムでした。

JAM Project
  1. VICTORY
  2. Vanguard
  3. 我が名は牙狼
  4. SEVENTH EXPLOSION
  5. HERO
  6. GONG
  7. SKILL→レスキューファイアー→SKILL

昨日は香港で歌い、すぐに取って返してのA-FES参戦。本当にお疲れ様です。しかし、そんな疲れを感じさせない力強さのあるパフォーマンスでした。『VICTORY』には驚いたけれど、全体的にはこの前のツアーのセットリストを縮めたような構成。まさか『SEVENTH EXPLOSION』をやるとは微塵も想像出来なかった...。
何度も何度聞いて身体が勝手に動くような曲ばかりだし、ツアーで延々と聞いた曲ばかりだしと、普通に考えると飽きてきそうなぐらいなのですが、フェスで聞くと全然違いますね。トリで登場して、それまでの盛り上がりを束ねて、さらに大きな盛り上がりに発展させるかのような印象を受けました。流石の貫禄を感じたのは自分だけでしょうか。
しかし、ライブ開始から8時間経過した時点での「SKILL」と「レスキューファイアー」の連続は厳しいものが。でも、もうこれ以上無理!! って身体が言っても最後だし無視無視! とばかりに酷使。あんな半端無い盛り上がりを目の前にして、休むとか出来ないし、したくない。最高でした。

番外編

食べたもの(一部)。

ご馳走様でした!!