銀の河のガーディアン 2

魔術で銀河を統べた帝国を舞台として、膨大な魔力を持つ主人公・セーヤと、主人公とコンビを組む事になった少女・ラリエナのお話の2冊目。今回は新部隊への配属を命じられたセーヤとラリエナ。着任早々、とある惑星で叛乱が勃発。解決のため、早速駆りだされるのだが...と言う展開。
主人公達が配属になったのは、テロ対策用の治安部隊。色々な部隊から人がかき集められて、個性豊かなメンバーがズラッと並んだ様はちょっと壮観でした。その中でも、相変わらずの冷静さを発揮する主人公と、頭に血が昇りやすいヒロインのコンビは見ているだけ面白い。本人たちは普通に接しているんだろうけど、微妙にコントっぽく思える...。でも、やる時はキッチリと連携して任務に挑むのは流石。1巻で築いた関係が、着実に根を張っている感じが良かったです。
そんな主人公とヒロインが良い感じに話を進めるなぁ...と思っていたのですが。最後はカン将軍が全部持って行きました。主人公達の見せ場が全て吹っ飛ぶぐらい、ラストのカン将軍が格好良い。1巻も美味しい所を持って行ったカンですが、2巻でもやってくれた...。
裏事情がありそうな新部隊は、この先様々な厄介事に巻き込まれそうですが、この将軍が指揮官なら何とかなるだろう。そう思わせてくれます。見た目は冴えないおっさんなのになー。続きがとても楽しみ。