彼女の運命ゲーム系
- Title : 彼女の運命ゲーム系
- Author : 相原あきら / Illust : IsII
- ISBN:9784048701310 / 電撃文庫
主人公は男子高校生。ある日、突如として携帯に「ライフ・マニピュレーター」と言うアプリが現れた。説明を聞くと、現実世界の人間を駒として、止まったマス目に書かれた事が現実に起こる双六ゲーム。主人公のパートナーとして選ばれたのは、昔喧嘩して仲がギクシャクしている幼馴染の少女で...と言うお話。
このゲームは誰が何のためにやっているのか? とか、何で主人公がプレイヤーに選ばれたのか? とか、謎のままに終わっている部分が結構あるけれど、別に気にせず読めます。主人公がプチストーカーで、かなり勘違い気味なのですが、自身でそれに気付いていないのが痛々しくて、読んでいて微妙な気分になるものの、その滑りっぷりを読むのは結構楽しかったです。勘違いしつつも、大切な人のために行動できる事は素晴らしい事ですね。何も行動しない人間よりはよっぽど好感が持てる。それでも楽しめるかどうかは、こんな主人公を生暖かく見守れるかどうかが鍵だと思いますが...。
ゲームの要素が物足りなかったけれど、これはあんまり重要じゃなくて、主人公がこれをキッカケにして、少し成長する事がメインだったように思いました。