ブレイドライン4
- Title : ブレイドライン アーシア剣聖記 4
- Author : 水野良 / Illust : 津雪
- ISBN:9784044604349 / 角川スニーカー文庫
前巻で帝都に戻ってきた主人公達。スズリに憑いてしまった幽霊を祓おうとした所、1人の巫女風の女性に助けられる。その女性・テマリから大神宮が企んでいる計画を聞き、巻き込まれていく...と言う展開。
相変わらず真っ当に面白かったです。軽過ぎず重過ぎず、とても読みやすい文章と展開がとても良い感じ。セラの話は一旦脇に置いて、今回は巫女と大神宮の話。巫女とそれを取り巻くキャラが話の中心なので、主人公の影は微妙に薄れ気味。しかし個性豊かな登場人物が話を飾りながらも、それでも主人公抜きでは話が進まない辺り、キチンと主人公だなぁと思いました。
そしてテマリがクライマックスで取った行動にはビックリ。世界が滅びるかどうかの瀬戸際だったとは言え、凄い決意だ。これで色々なものから解き放たれたので、これからは自分の幸せを追ってくれると嬉しいけど。状況が状況なので、出来るのかどうか分からないけれど。
またラブコメ方面は、アチコチにフラグを立てながらも勘違いや持ち前の鈍感さでスルーしている展開が面白い。さっさとスズリの気持ちに気付けよ! と何度も言いたくなりました。でも気付かないんだよなぁ...。テマリも参戦っぽい、どうするんだろう。
今回は進展の無かったセラ方面の話ですが、ラストに大きな伏線を張って引いているので、次の巻は彼女がメインの話でしょうか。楽しみです。