官能小説を書く女の子はキライですか?

電撃の新人さん。家族同然に育った幼馴染の女の子が自分の通う高校に転校してきて、合わせて自分の家に居候する事に。転校初日、学校に行ってみると幼馴染は何故か男装していた! どうやら事情があって、高校卒業まで女である事を気付かれてはいけないらしく...と言うお話。
ちょっとエロコメ風味のラブコメ。官能小説の取材と称して、主人公と微エロな展開を交えつつ、大和撫子として教育を受けてきたヒロインの男装を、主人公がバレないようにサポートしていく感じで進みます。男装している事情と言うのは、官能小説を書いている事を父親に知られて反対されてしまい、「高校卒業まで男装がバレなければ書き続けても良い」と言う賭けをしているから。いやムチャだろその賭けは...と思わないでもない。しかし一旦賭けて始まってしまったなら、最後までやるだけ。
でもヒロインが男に免疫が無いため、ひたすらトラブル続き。どう考えても負け戦な賭けなんですが、よくやる気になったなぁ。官能小説を書いている理由が理由なので、引く訳には行かなかったんだろうけど。それならそれで、もう少しヒロインには頑張って貰いたい所。何と言うか、主人公の庇い方が過保護に思える。でもそれでようやく隠せるレベルって事は、主人公がいないと速攻でバレて終了だったんじゃないかなぁ。