ダンタリアンの書架 1

三雲岳斗の新シリーズ。幻書と呼ばれる特殊な力を持った本を管理する図書館「ダンタリアンの書架」。その書架をつかさどる少女・ダリアンと、その書架を祖父から引き継いだ主人公の青年・ヒューイを中心とした、幻書を巡る様々なお話が書かれた短編集です。
割と面白かったです。結構ダークな話で、幻書を必要としている人に貸し与え、それを返してもらうと言うのが基本的な流れなんですが...幻書の力にとりつかれ、皆不幸になる展開が多い。てっきりハッピーエンドになるもんだと思いこんでいたので、最初の話が終わった時点でポカーンとしてしまいましたが...そう言うものだと思って読めば面白い。
ヒロインはゴスロリ着てて、さらに小さくて口が悪いんですが、何故か憎めない。実際の年齢は不詳...と言うか相当なものだと思うんですが、それでも見た目相応の精神な感じ。甘いものに目が無くて、お菓子を前にすると途端に態度が変わる姿を見ていると、普段は懸命に背伸びしているんだなーと思ってしまうのは自分だけ?
こんな感じの1冊。こう言った話を三雲岳斗が書くのは、とても新鮮な感じがしました。続きにも期待。