護くんに女神の祝福を! 10

未読本タワーから発掘された1冊。未読な事に気付かず11巻を読んだと言うアホをやらかしたまま、放っておいたんですが...今月最終巻がでちゃうので慌てて読了。
舞台は護たちの修学旅行。護と絢子が喧嘩する話に加え、エメレンツィアが最後の攻勢に出るお話。激甘なバカップルにもようやく訪れた本格的な喧嘩。護と絢子の微妙なすれ違いが切なくて良い感じ。
しかし、一番の読み所はエレメンツィアでしょう。護が大好きだけど、絢子も大好きで。実らない恋と分かりつつ、苦悩に苦悩を重ねた辛い恋に自ら決着をつけるエレメンツィアが、ほんっっとに最高。良いものを読みました。
11巻の前に、こんな話があったんですね。すげー面白かった。けど、これ読んでから11巻読めばもっと楽しめたはずなのに...と激しく後悔。積本に沈めてしまった己の迂闊さを呪います。
後は最終巻。どう締めてくれるのか、激しく期待。